2011年5月22日(八段語録1321)
復興への道(38)
今日は朝から実に寒いのです。昨日27度もあった気温が今日は12度を超えないのです。半袖で外出しましたが、途中でジャージに着替えて、肌寒さを解消していました。今日の活動の中心を、道場生の事を考えることにしていました。私ながらの観点で、私が関心を持つ内容であり、それに伴う情報収集であり、面倒を見ようとする心の啓発であります。重要であると自分なりの価値観で取り組んだ事例についてということになります。
というのも、手塚グループの価値体系は、会長と県の指導者の価値体系で決まるからです。中核には道場生の教育が据えられているのです。そのような意味では、直接指導はしていなくとも、支援はできるし、愛情を持った管理はできるのです。そのような気持ちで関心を抱くのです。
したがって、道場の運営に関して直接関わらなくても、しっかりとした柱としての仕事は多くあるのです。手塚グループの価値体系を不動なものとして確立し、道場生の教育力を高めて、追及するならば、より良いグループの形成がなられるということになるのです。
しかしながら、私が道場の教育力をアップさせようと心に決めたとしても、スタッフとの意思疎通が無ければ、難しいのです。そのような意味では、今の組織構造は、実に素晴らしいものがあります。指導者を中心として、段階的に帯という各位が上がっていくのです。それは、指導者の心に到達して行く道のりであり、かなりの技術力を習得する道程でもあるのです。
この教育システムが、次の指導者を生み、道場の中核的人材育成と、道場に対する支援や、かなりの種類の事務的業務までこなしてしまうのです。つまり、私が一人で行っていた道場の業務をもこなしてしまうのです。私から、弟子へと受け継がれていく伝統が立つという事にもなるのです。
このような理想的な道場運営を目指しながら、毎日を過ごすのです。ワクワクする思いがあります。さらに、継承されていく道場の伝統がいい加減になる事も無く、次から次へと広がっていくのです。盤石なる基盤拡大がなされていくという気持ちになります。
手塚グループも、多くの人材を抱えながら、空手道を強固なものとして築いていくのにふさわしい人材が生まれて来ると信じているのです。私の仕事は、この極真空手道という武道の道を、次の世代引き継がせていく為の人材育成であるのに間違いはないのです。そのような事を考えながら、今日の一日を終わろうとしております。
畑で農作業をしていましたので、暗くなるにつれて、田園の蛙の合唱が大きく聞こえます。夕闇せまる中、家路につくのです。子供達の声が聞こえました。長女の順香が、部屋の壁紙を全部変えていました。明るい部屋になっていました。器用にも良くやるなと感心してしまいます。妻もリラックスして子供達と過ごしているのです。幸せな家庭でいられることに感謝しています。