2011年5月21日(八段語録1320)

復興への道(37)

 今日の天気は不思議なのです。チラシを配る間は、曇り空でも晴れていたのですが、終わった瞬間に雨が降り出してきました。それでも、小一時間余り過ぎると、また晴れているのです。空を見上げると、雲の流れが速いようで、気象状況が不安定になりそうに見えるのです。
 自分で肩の上部のしこりを揉みほぐそうと思いましたが、専門家に任せたほうが良いと思い、マッサージを受けたのです。肩の痛みがだいぶ緩和されました。やはり、プロはプロなのだということでしょう。調子も良くなったので、畑に野良仕事に出かけたのです。ちょっと蒸し暑いのですが、トウモロコシを蒔いて、畑の周りの草むしりです。自然のエネルギーが心身を癒してくれます。
 大阪の高橋師範から電話がありました。一生懸命努力している様子を伺い知ることができました。更に、ある県本部に、指示事項を出しておいたことに対する確認をしたのです。もう既に、100名を超える段階に支部は成長してきたのだから、奥様の役割は大きいという事でのアドバイスでした。
 県本部の内助の功で、スタッフに入ることは、経費節減になるし、機動力も増すという事なのです。身うちが、外で仕事をしていたようなのですが、道場運営に加担して欲しいという要請をしたのです。あらゆる道場運営で実感する事は、100名を超えると、気配りが師範一人では回らなくなるのです。
 やはり、道場生に対する、道場の教育力が問われます。サービス向上により、教育力アップを図らなければならないのです。これを実現しない限り、数的拡大がなされないのです。現状維持で終わったしまう場合があるのです。数的基盤拡大は、サービスの増加であり、道場生一人一人に対する気配りなのです。
 確かに、他で仕事をすれば、別収入という利点はあります。しかし、道場としての長期的な成長は期待できないのです。もちろん、家庭の事情もあると思うのですが、道場運営としての経済貢献度から正当化できないのです。それ以上の高い価値を、道場生教育で見出そうとする試みは、もろくも崩れ去ってしまうのです。
 もしも、道場の発展が阻害されるとするならば、それは、スタッフの不足という事なのです。道場生がスタッフの領域まで育っているならば問題は無いのですが、短い道場運営期間では、それも不可能なのです。一般の今までの道場運営を振り返ると、100名規模がターニングポイントということになります。師範が努力するのですが、成果が上がらないという現象が生まれてくるのです。いずれにせよ、人数が多くなると、道場生への愛情が疎外され、一人孤独へ追いやられてしまう事が多分にあったのです。
 手塚グループは家族を拡大しようとしているのであり、道場生の数的基盤の拡大も目指そうとするのは当然なのです。したがって、これからの道場の成長に関して、宮城県本部が実践してきた事を反映させること、そのまま適用できるのです。なすべき事は明らかなのです。実行は可能なのです。ましてや緊急度は高いのです。それこそ、道場にとっての最優先の責任なのです。