2011年5月18日(八段語録1317)

復興への道(34)

 また頭の中に様々な構想が浮かんでくるのです。思い浮かべることはお金もかからないので、結構楽しむことができます。昨日まで、道場の基本的なネットワークの内容を書き連ねたのですが、道程を示したことになります。その内容に近づけるべく、努力する事になります。システムのモデルケースを築いて全国に発信しようとする試みは、極真会館手塚グループの進化につながるのです。さらに、このような基本とする構造は、組織論として集大成したものであると考えてしまうのです。
 盤石な道場運営をしながら、スタッフや指導員が社会貢献する事は、こればかりではないというのです。道場そのものは、私の発想で何ら違和感はないのですが、多くの指導員は社会的な貢献を既にしているのです。つまり、極真会館手塚グループのネットワークとまた違った側面を持っているのです。
 指導者の中には、事業主もおれば、税理士もおります。それだけでなく、多種多様な業種で活躍しているのです。つまり、空手道場からすると異業種の人達が大勢集まっていることになるのです。メンバーはそれぞれの専門分野でリーダー的地位にある人達なのです。それぞれが独自の仕事をしているし、独自の社会貢献をしているということになるのです。
 ところで、このような、多種多様な職業を持ちながら、空手道を追及して行くという事は、新たなるシンジケートを築いていくという発想が生まれてくるのです。空手道をベースに、社会の流れに沿う形で進める事も可能なわけなのです。私の場合は、ボランティア活動をメインに社会の調和を図ってきたのです。
 それだけ、このグループにおいて、あらゆる分野に、分担され影響を与えていくという事も可能であるのです。そのような意味では、あらゆる業種に影響を与えることもできるし、あらゆる事業形態から道場に影響を与える事も可能であるということになるのです。このような、幅広い人達の集合体になる極真会館手塚グループということになります。この形態こそ、私達が目指すことであり、空手バカというレッテルを返上する事ができるのであると思うのです。
 そのような事を頭の中に思い浮かべながら、文誉の精神的カバーをしているのです。親バカなのでしょうが、一年間精神的不安を抱えながら、過ごした事もあって、一日一日が親として真剣勝負になっています。5月を越えれば、自立して大学に馴染んでいくのであろうと思うのです。それだけに、今の時を大切に十分に、野菜に肥料を与える如く、愛情を注いでいこうとするのです。