2011年4月14日(八段語録1283)
復興への出発(14)
午前中、宮城師範から連絡があり、広島で数納師範が、研修に来たということでした。一年間の成果を目のあたりにして、これからのビジョンを再構築して帰路に着いたということでした。首都圏での手塚グループの活動は、面白くなるという気持ちになります。一年間の努力の足跡を実際に感じたのです。
私達は、今後も手塚会長を尊敬して、グループ全体の恩恵を受けていくようにと考えるのです。会長は物静かではあり、親切で、援助を惜しまなく、助言をして下さり、共に共感して下さるのです。ある意味で、私の気質に合致するのです。
その意味で、私から考えて、このグループのスタイルについて、客観的かつ公平に運営していかなければと心得るのです。私は、ある意味で現場を超越しているのです。具体的にこのようにしたらいいとか、私の好みを現場に押付けるという事はしないのです。道場運営のやり方さえ気にはしていないのです。
したがって、唯一の基準や規律は、結果であり成果なのです。そして、その道場に責任を持つ人物を信頼するという事なのです。今まで、指導者に対して好き嫌いという事で対応した事はないのです。ましてや、好きだからと言って成果が上がるかというと、そのような事はないと思っているのです。
ところで、東日本大震災後、一ヶ月近く、身体を動かしていないのです。体力が極端に落ちたような気がします。そのような実感を持っていますので、もう一度体力作りに励まなければならにいように思うのです。年齢が過ぎると、少しの期間休んでしまうと大変な事になるようです。
一度、この地上に命を与えられて誕生したわけです。このような大震災を経験すると思わなかったにせよ、今まで、空手道という道を歩んできたのです。最後まで空手道を全うして歩むのが私の運命というものです。今、空手道に対して、自分の人生を支えてくれたツールとして感謝する事が大きいのです。
さらに、これからこの道を歩むにあたり、自分の気持ちを空手道に標準を当てて、鍛錬すべきであると決意をさせられているのです。体力回復もやはり空手道を通じてからという事になるのです。
少なからず、息子が私の後をついてくるのであり、人生モデルなのです。大きくは道場生が、そのような道を実践するのです。過去の私ではなく、今の私を現実に示す事も必要になって来ると思っているのです。稽古も怠らず、日々精進すべきであると感じるこの頃です。