本部長通信128  2008年3月22日

青少年教育と地域貢献(6)


 現在まで、空手の歴史は中国から、沖縄そして、全国へと通過してきましたが、空手の精神は汚れず、そのまま受け継がれてきているのです。この時代で、これほど誇り高い内容をもったものは少ないのであります。青少年には受け継がせてあげたい武道なのです。
 その伝統を受け継ぐ私たちであるので、素晴らしいポジジョンにあると思えるのです。
それゆえ、命がけに空手を実践することに何ら問題があるかというのです。私たちは、青少年問題の暗闇を切り裂き、青少年教育にその光を輝かせるような、歴史的伝統を受け継いでいる武道であることを誇りに思うべきなのです。 
 師範の決意は、素晴らしい青少年を育てることにあるのです。人間は、生死の境地で初めて自分を発見することが多いのです。ゆえに、師範の心は指導に、燃えているかが問われるのです。師範は試合に出るときには、たとえ足が折れたとしても、目玉が飛び出たとしても、首が飛んだとしても、死んでしまわなければ勝つという気持ちで大会に臨んだのです。

師範稽古 移動突き40分