2011年4月1日(八段語録1270)

復興への出発(1)

 夜行高速バスで仙台に到着しました。慣れない移動なので疲れがドッと出ます。もう年齢を偽るわけにはいかないようです。少し部屋でウトウトです。何時間か寝てしまいました。早速、起きて頭脳が回転するのです。ハタと気付くと、東京・大阪の二大拠点が生まれたことになるのです。手塚グループの大きなうねりが生じたのです。
 それとは別に、自分の体を動き出そうとすると、肩がズキンと痛むのです。高速バスの窮屈な中で、数ヶ月前に、脚立から真っ逆さまに肩から落ちた時の痛みがぶり返しているのです。近くの清水整形外科に直行です。骨には異常はないとのことでした。打撲が一年近く続く事もあると院長自らの体験談を聞かせて貰いました。安心しました。それでも痛むので飲み薬と塗り薬を出してもらいました。
 これからは、理念がしっかりしている団体が生き残るという結論を杉原師範が出していました。手塚グループは、家庭理念を中心とした家族組織であり、家族を中心とした武道団体を目指しているのです。この手塚グループの理念は、人と地域社会を扱うのです。この団体は、この団体以外に目的があるのです。例えば、病院にとっては患者の回復と治療という事になります。大学においては教育と学習と研究という内容です。それらの目的を達成させる為にあるのです。
 当然手塚グループは、教育という共同の成果を上げる為に組織し、社会的な存在を築き当てているのです。他の団体との違いは、あくまでも「家族」である団体なのです。この結びつきで人的資源を生産的な存在として組織し作り上げていくのです。力強く、この組織は外部に向かって大きく前進し目的を達成しようとするのです。
 その為に、早速、杉原師範に首都圏戦略のレジメの作成を依頼しました。構想理想をこの数日間に練って貰おうと思ったのです。もちろん数納師範にもお願いしました。構想がなければ何も生まれないという確信からです。もう理想的な事だけを言っている場合ではないのです。これからの首都圏の発展は、論理では無いと同じ意味において論理ではないのです。つまり、戦略は実践なのです。
 この首都圏の発展は、新規・教育・実践その他から栄養を吸収していくのです。この戦略はあらゆる栄養素を求めていくのです。しかし、指導者に課せられた内容は、独立した固有の前提があるのです。そのしっかりとした前提を前面に立てて、目的、目標を求めていく事になるのです。