2011年3月21日(八段語録1259)

東北・関東大震災

 早朝、お彼岸を迎えたので、墓参りです。更に気がかりな家庭があるので、訪問して、食料品や生活必需品を届けるのです。菅野師範のお宅にもお邪魔して、卓上ガスボンベと少しばかりの食糧を持って行くのでした。夫婦で行動すると感じるのは、天地の恵みは大自然からでしょうが、私に対するエネルギーの注入は妻からという実感をするのです。ウルトラマンランプならぬ、私のエネルギー低下の警報は、妻のサポートでの支えで、少しずつエネルギーを満タンにするという実感をするのです。
 ところで、現実を直視するという事を自分に言い聞かせるのです。この東北・関東大震災とう事実はもう変えることはできないのです。それ故、どのように復興に対応して、最大限の成果を上げていく事が重要になってくるのです。今まで、私達の国は努力を重ねてきたはずです。その一生懸命さゆえに世界でも評価されているのです。
 例えこのような大震災がもたらす被害が膨大であろうとも、私達の姿勢は全く変わらないのです。どんな事があろうとも、明日に備えた優れた歩みをするだけなのです。もう一度原点に返って、優れた歩みをしようとする努力のみが、私達のミッションという事になるのです。
 これからの展望は、あらゆる分野において評価されます。第一にどれだけ、この大震災に関して立ち向かっていくかという事なのです。資金面は当然ですが、人として完全投入していこうとする評価に他ならないのです。それは、かなり容易に理解できる事なのです。
 第二に、どのような工夫をしていくかという事になるのです。たえず研究を重ねて、新たなる対応をしていくという事なのです。それがすなわち、私の立場からすれば、道場を拡大させ、道場生を成長させる戦略という事になります。期待しようとする事を起こさなければならないのです。そして現実の目標が正しいのかを確認しながら、目標を達成しようとする意欲になるのです。
 私なりの大震災に対する心構えができてきます。原点が家庭であり、夫婦が一致団結して取り組む事になるのです。今日も妻のテキパキとした動きに、心引かれるのです。家族の為だけではなく、地域の人達の為に一生懸命に動き、奉仕する姿が私の心の飲料水になります。そして、私に対するエネルギーを注入してくれる姿に、この人こそ私の永遠の人なのだと感じるのです。