2011年3月6日(八段語録1244)

これからの極真会館の運営 個体目的と全体目的の創出


 第四回極真フェステバルが、怪我人もなく無事に終えることができました。執行部であるスタッフが、準備をしっかり整え、試行錯誤した結果の内容でした。取り組み方は、細部にわたる検討を積み重ね、総論的部分としての全体を創出したことになったのです。
 それは、極真会館宮城県本部のビジョン、働き、リーダーシップによって、多くのスタッフが、持ち場を堅持し、統合された一体感とともに、オーケストラで指揮者に従う状況に良く似ていると感じたのです。そして、今回執行部が取り組んだ課題は、手塚グループの描いた作曲家の楽譜のような理念を忠実に解釈しながら、執行部の力量に合わせて演出した内容になっていたのです。
 つまり、手塚グループの理念のシナリオをしっかり堅持し、個性あふれる指揮を取ったことになるのです。今回のフェステバルの全体の成功を収めるために、全体としての成果と、それらの成果を実現するための様々な細かい活動を的確に行ったということになるのです。
 それと同時に、選手一人一人が、試合場で勝っても負けても、自分自身をしっかり演奏していたのです。ピアノであれ、バイオリンであれ、全体の試合進行の中で、美しい音を奏でていたのです。試合全体の水準我高められることによって、一人一人が一層の活躍の場になったのです。道場生一人一人が、積み上げた修練の結果として、最大限活性化し、それによって全体の成果も向上したことになるのです。
 従って、運営における個体目的と全体目的が調和されたのです。同時に、選手の個人が発揮される状況とともに、試合進行が実にスムーズに進んでいったことになるのです。つまり、極真フェステバルに携わる全員が、全体として第四回に相応しい成果の向上がみられ、そのために、道場生個々の活躍が高い内容として演出されたのです。
 逆に、道場生の試合に臨んだ姿勢は、向上心溢れるものであったために、それによって全体の成果が高まったということになるのです。今後の新たなる試作は続くのです。新たなるリハーサルが必要になるのです。そして一人一人が、個性を発揮するのです。そのための次のフェステバルへ向けての準備をしていくことができればいいのではないかと感想を持ったのでした。