本部長通信124  2008年3月18日

青少年教育と地域貢献(2)

 極真会館は、青少年教育ということを考えた場合、青少年問題を解決しようとするのであります。青少年の道徳規準の確立、社会問題化しつつある子供たちの倫理問題は、武道教育ということで、決着させたいのであります。これが極真会館の使命であります。
 師範は、青少年問題を自ら解決しようと実行し、私に従ってくる道場生に武道精神を実践させるのが師範の使命であります。当然、道場生は師範の命令を受けて行っていくのが道場生の責任になるのです。保護司として罪に陥った青少年を社会参加させるのは、並大抵ではないのです。それゆえ、武道教育を叫ぶのであります。
 どういう道場生に育てるかというと、師範の身代わりになって不足ない基準に立てたいのであります。この道場では、そのような男女の誕生を願うのであります。師範は、人生を振り返ってみると失敗と反省の連続でした。今の師範を採点するならば、完全に不足なのであります。
 不足な師範を乗り越えて、師範が成しえなかったすべてを、一人一人の道場生が確立し、師範の基準を超えていくのが希望なのです。
 
 師範稽古 基本40分 田子教室