2011年2月25日(八段語録1235)

これからの極真会館の運営 各師範が総合的人格統治の主体とならなければならない

 これからの手塚グループの方向性は、心通う人間関係の構築と、手塚会長をしっかり支えるという観点で結束しなければならないのです。今まではというならば、指導者が二人になり、二分化していた事が問題になっていたのです。そのような意味では、手塚グループに新しい波が押し寄せてきているという事になるのです。
 すなわち、内外ともに組織と体制が一本化すると同時に、各師範や指導者の創出能力が問われて来るのです。手塚グループでの師範の仕事は、益々高度な人格と知識が必要になるのです。都道府県ごとに、道場を発展させて、社会貢献すると同時に、道場を人材確保と教育実践としてマネジメントしていかなければならないという事になるのです。
 何故ならば、今後、各師範の仕事ぶりによって、手塚グループの生存が左右されるのです。最高の人格的師範であってこそ、道場生をつなぎとめる力があり、一人前の指導者に育て上げる力が生まれてくるのです。今後、手塚グループの最大の生存の条件であるのです。
 何の統率がない団体であるよりは、各師範の高度な人格的資質の高まりによって、今後の手塚グループの内容が、如何なるものなのか、意味する事が決定していくのです。師範の立場の人が、本当に人格者として主体に立って活動した時に、道場がどのような道場になるかは自明の理であると思わざるを得ないのです。
 今後、計画として、東京に支部を進出するのです。かつて三十年前に、本部道場で一緒に稽古をしていた杉原さんと連絡が取れたのです。共に汗を流した仲間です。彼は、頭の回転が抜群で、あらゆる企画を立ち上げては、実行してしまうのです。師範としては、いかなる形であれ、価値の高い資質を持ち合わせているのです。
 私の東京時代であり、三十年も前の出会いですが、思いでは鮮明に残っているのです。更にこの人物は頼りになるのです。東京を確実に料理していくだけの実力があり、大きな基盤拡大が望めるのです。かくして、このような人材の集結は、手塚グループの構造と性格に、大いなる変化をもたらせ、新しい展望を見る事ができるのです。私は、杉原さんが今後パートナーとして活躍してくれるのではないかと大きな期待を寄せているのです。