2011年2月18日(八段語録1228)

これからの極真会館の運営 一般部の強化

 私の構想の中に、一般部の強化を考えています。その第一点の構想は、各教室に分散して稽古している、中学生以上の道場生の育成です。それらのメンバーが、いつでも自由に質の高い教育をするのです。ここから指導者教育が可能となります。二点目は、優秀な指導者の発掘です。今のリーダーに繋がる人材の新規開拓になります。
 それに伴って教育プログラムを充実する為に、常設道場の開講です。私は、57歳という年齢を重ねてきています。その内容からして、次の世代を担う道場生の直接指導という事を検討しています。常設で毎日7時から9時までの時間帯を設定しています。この常設道場には師範が常駐し、道場生の指導に力を費やさなければならないと思っております。
 この内容をクリアする為に、道場における、道場の発展を、更に高めなければならないのです。そこで、三点を考えています。第一に、半ば成功している今の道場の発展です。第二に、一般部の充実による指導者の育成です。第三に、今の道場運営と一般部育成が連結させ、さらに成果を生むようにしていくのです。これらの事は、現状より更なる有益性と貢献能力を高めていきたいと考えるからなのです。
 その為には、うまく軌道に乗っている菅野師範を中心とした現状の組織と、それをカバーするように一歩踏み出した、一般部の充実を図るのです。当然菅野師範には、今のうまくいっている道場運営に集中していただいて、更なる成果を高めていただきたいと思っております。時間が許されるとするならば以下の内容に関しても積極的に関わっても欲しいところです。
 もう一つのラインは、一般部を中心とした指導者教育です。この指導者教育に成功するならば、各地域に拠点が増え、宮城県本部を中心とした統治能力が増していくと思うのです。これからは、版図の拡大と拠点の保護、指導体制の実効性など、更に多くの本部が関与する状況を必要としているのです。