2011年2月6日(八段語録1216)

これからの極真会館の運営 変革と継続

 日曜日、ゆっくり時を刻もうと思ってテレビのスイッチを入れるのですが、チャンネルは、関心を持つせいか、すぐに政治討論になります。不甲斐ない民主党政権とその下での論戦は、不毛地帯を思わせられるくらい、実のない内容に映るのです。
 それはともあれ、少し極真会館宮城県本部の今後について書いてしまいます。道場は、社会にリーダーを排出する為の訓練所であるという意識は変わりがないのです。その為に、道場は継続性を確立し、変革と継続の両立をしなければならないと思うのです。その為の一つの方法が、変革の為のパートナーシップを継続性の基礎とする事なのです。
 ワンマン経営で進めてきた時代を通過して、チェンジ・リーダーの意識で組織するようになりました。変革と継続両立には、次に続くリーダー達の意見を集約しながら、更にリーダー達があらゆる情報への普段の取り組みが必要になってくるのです。お互いの情報の不足と信頼性の欠如ほど、継続性を損ない、関係を傷つけるものはないのです。
 従ってあらゆる責任分担で、あらゆる変化について現場の意思疎通がしっかりしていなければならないことを考えなければならないのです。この事は、協力して働く者同士が、考えなければならない事なのです。忘却地帯があってはならず、お互いが、無視するようでは話にならないのです。
 すなわち、お互い持っている使命、価値、成果の定義など組織の根本に関わることについては、継続性が不可欠であると考えるのです。変革と継続の両立、認知、教育システムをしっかり組み込みながら誰もが認める事ができる能力に応じた報酬も的確に査定されなければならないのも実際なのです。
 継続性に報いなければならないのです。もっぱら継続的な改善を行う者も、改革を行う変革者と同じように、認知に値するものとして高い評価をすべきであるのです。そのような事を今日も考えてしまいました。
そんなに思う事があるならば、自分が直接やればいいじゃないかという人もいます。かつては、朝礼ごとに方針を訴え、反応を捉えて、私のペースでやってきたのです。しかし、これからは、次の世代の人が引き受けなければ発展はないのです。現場に委ねた指導も私のこれからの指導ということになるのです。