2011年1月31日(八段語録1210)

これからの極真会館の運営 道場での役割

 極真会館宮城県本部が機能するには、秩序を組織化する事ができなければならないと思うのです。道場に秩序をもたらし、意味あるものにし、その中心に立って指導する私からですから、小さな意味での権力の中心になるのです。その権威を振るうにしても、正当でなければならないと考えるのです。
 道場は、私から発して、道場生一人一人が役割と位置づけを持ち、決定していく道場運営の打ち出す戦略を、正当なものとしていかなければ、まるっきり機能しないのです。道場の基本的枠組みは、このように決定していくのです。決して責任者のエゴで組織するのではないのです。あるいは、責任者の好き嫌いで役割を演じてもらうわけでもないのです。
 そして、正しい責任者の判断によって、道場の基本的な空間を規定し、道場を確固たるものとして、あらゆる機能が円滑に運営されていくのです。今の道場は、道場生一人一人が、道場の役割を与えられているということになるのです。そうでなければ道場は成立する事は無いのです。
 もし勝手に道場が存在するとするならば、あるいは無秩序に存在すると仮定するならば、大量の道場生が異端分子として目的もなく飛び回るばかりとなるのは目に見えているのです。また、私自身が正当に道場を運営していないとするならば、道場の絆は存在しないのです。ある道場では、奴隷制度のごとき、あるいは、たんに惰性の支配する空間として道場があるにすぎなくなるのです。
 あっという間に、一月が今日で終わってしまいます。今年に入って既に一ヶ月が終わろうとしているのです。家庭間の調和を保ちながら、愛情を深めながら、事件事故に巻き込まれない絆を作っていくべきであると、今更ながら感じるのです。生身の人間ですので、運を天に任せながら着実に一歩一歩踏みしめながら今日という日を大切に頑張りましょう。