2011年1月27日(八段語録1206)

これからの極真会館の運営

 私が10年近く前から書き始めているブログで反響が出始めているのです。あらゆる経験を書いているものですから自分も振り返ってもみます。内容に関しては膨大になってきています。日々の積み重ねがこんなに膨らんでいくものかと今更ながら感じています。もちろん、人間ですから行き過ぎた表現もあったと思うのですが、不快に感じている人が居りましたらお許し願いたいと思います。
 ところで、人生と、道場運営をどのようにすべきかの方針と、体験を記録しているのですから、特殊な分野に入るのでしょう。ましてや、私の個人的経験が大きくクローズアップされているものですから、アクセスも多いのです。そして、運営についても包み隠す事もなく、ありのままに表現しているものですから、特殊な才能がある者だけが道場運営を行う事ができ、そうでない者にはできないと思う事も無くなるのではないかと思うのです。つまり、指導者が限定されなくて、誰にでも出来るかもしれないと思えるかもしれません。
 私が極真会館の門を叩いたころは、かなりの人達がアスリート思考で、選手になる事が主な修練内容でした。柔道経験者から入門する人、ボクシングから来て入門する人、伝統空手から来る人と様々だったのです。
 しかし、どの分野から極真空手に入門しても、それぞれ個別なものだけに、共通する内容は認められるものの別個のものとして稽古をするということになったのです。そして、今までのアスリートの経験はほとんどが役に立たなかったのです。ましてや、指導者を目指すとなると、どのように運営していったらよいかなどという事は検討すらできなかったのです。
 このブログを読むことによって、道場に通いながら、指導者を志すならば、基本的な知識や、技術が身につき、空手道の指導ができる段階まで引き上がる事ができると確信しているのです。そのような意味では、このブログを読むことによってある程度の一人前の空手指導者を目指せるのではないかと自負しております。
 つまり、道場生に対して、指導者教育の一環になるのではないかと考えるのです。それが、私がこのブログで行ってきている事なのです。どこかの団体を批判する余裕などないのです。今の道場生が、空手という分野だけではなく、あらゆる社会で活躍していくためにも、体系的に学べる内容ではないかと思っているのです。そのためにも、表現し続けるのが私の使命と肝に銘じております。