2011年1月24日(八段語録1203)

これからの極真会館の運営

 誤解が無いように、私が何故書き続けるかの理由を書こうと思うのです。確かに私の通信の中には実現できなかった事、あるいは不可能であった事、そして重要な事を行う時には期待しようとする事を書きとめているのです。そして、数年後に実際の成果と比較しながら比べているというのが現状なのです。更に、指導書としての意味合いもあります。
 全ては、今日一日の事について、あからさまなのです。代表師範がこのように話していたのに、その後どうなったのですかと聞かれる事もしばしばです。赤裸々に描き続けているので、誰が見ても一目瞭然のようです。それでも隠そうとはしないのです。それは、私自身の成長の為なのです。
 そのおかげで、多くの人に指摘を受けて、勉強になっています。何が自分の強みなのか、あるいは、何を学ばなければならないのか、どのような癖を直さなければならないのか、多くの人に指摘を受けます。それが、自分にとっての宝なのです。
 もう少し突っ込んで書き記すと、どのような才能に欠けているのか、何ができないかを知るのです。ご指摘は感謝すべきことであり、多くの人からの批判は有難いものです。このような作業をもう既に、10年近く続けているのです。今回の道場の継承の仕方は、あるべき姿を検証し、自分では正しいと思ってはいますが、配慮に欠けてしまいました。
 この文章を通じて関係各位の皆様には謝罪させていただきます。誰とでも争いをしようとは望まないのです。批判もしません。ただよりよい方向を目指したいだけなのです。この文章を書き続ける方法は、自らの強みは何かという、自らについて知るべき最も重要な事を明らかにしたいのです。何について改善が必要なのか、いかなる改善が必要なのかも明らかに出来るのです。更には、無理な事従って、行おうとはしてならない事を自分で悟るのです。
 まさに、書き続ける事は、自らの強みを知り、それをいかに強化するかを知り、かつ自分のできない事を知る事が、継続して書き続けている本当の理由なのです。道場生の皆さんには、自らの裏表のない世界を感じてもらおうと思っております。
 今日は手塚会長から、私の不足を指摘されて少し落ち込んでおりますが、ちょっとの間だけです。明日からは、今日よりも新たなるスタートが切られると思うのです。世界最大の規模の道場を目指して頑張ります。