2011年1月23日(八段語録1202)

これからの極真会館の運営

 私達が社会のリーダー的存在になるためには、社会の為に心血を注ぎ、社会の公益に貢献する事に他ならないのです。当然社会の為に尽くす事が、自らの役割を決定すると言えなければならないのです。
 この確信を抱いて推し進めようとするのが、極真会館宮城県本部でなくてはならないのです。このような思いを抱いて行く事ができるとしたら、リーダーとしての唯一の正当性の根拠になりうると思うのです。
 これを実現する事が、リーダーとしての第一の責務になるわけなのです。私達の努力は、極真空手が社会にとって受け入れてもらう為に諂うことではなく、社会にとって良き事を、道場として推し進めていく事なのです。
 その為に、懸命な仕事、優れた教育、高度の責任感、大きなビジョンが必要になって来るのです。それはまさに完全を追及する事になるのです。その実現には、レアメタルのような優れた鉱石の存在になるべきなのです。今まで振り向かれる事もなかった鉱石が、時代の発展とともに、先端技術に必要不可欠になっていくのです。
 極真会館宮城県本部が、社会のリーダー的存在であるためには、この原則を行動の原理とし意識して尊守し、現実に実行しなければならないのです。というのも、これからの優れた社会は、極真会館のような公的に働こうとする、為に生きようとする精神を社会の福利の基盤とした時に実現されると確信するのです。
 同じ武道団体の中には、公益を重視しなかったために失敗した例がたくさんあるのです。最近、ある意味での苦情を承るようになってきたので、実例は避けるようにしようと思っています。本質では無い世界での中傷合戦などしたくもないし、聞きたくもないのです。
 それでも、私が思い立った事を表現しようとするのは、理由があるのです。この時代に生きて、何を考え、何を実践したのかを記述するのが自分のスタイルの一つにしようとしたのです。千日修行が終わり、今は万日修行へと突進しようとするのです。一万日書き続けると、ゆうに80歳を超えるのです。
 その決意の下、書き進めていくのですが、長い道のりの中、気持ちが高ぶる事もあると思うのです。精査した内容として発表しているわけではなく、創造性に任せて書き続けているのが現実なのです。それ故、もし不備があるとしたならば、自由に指摘していただくのも良い事と思っております。先輩諸先生方の心を傷つけようとは一切思っておりません。