2011年1月21日(八段語録1200)

これからの極真会館の運営

 道場は発展し続けていくべきものであると主張するのも私の考えです。現状に満足してしまったならば、極真空手道場が陳腐化していくのであり、明日は無くなります。道場の在り方の本質は、改革・改善を繰り返し、続けていく事なのです。規模も大きくすべきであり、その道場発展理論は、道場発展に規模の拡大という役割を与えているのです。
 変化と改革・改善に当たっては、道場生から頂く浄財が、円滑にスタッフに還元され、所得の唯一の源泉が道場運営に最大限に活用される事なのです。私達の道場は、誰かが誰かを搾取するような余剰金ではないのです。それどころか、道場生より頂いた浄財で、円滑な道場運営を図っているということになるのです。誰も富裕層はいません。大事に大切な資金として運営させてもらっているというのが現状なのです。それもしっかりとした監査役が間違いないとして判断しているのです。道場が収益を挙げていると伺う事があるのですが、円滑に運営するだけで精いっぱいという現状で、誰かが、楽をするための資金など全くないのです。
 私の考えでは、道場発展の理論は、協力と強調そして、あらゆる改革と改善のみが、発展を促す源泉であると主張しているのです。スタッフのいざこざや排斥などは、何ら有効な手段にはなっていないのです。かえって、色々の器のある人材を有効活用すべきであり、大切にする事が大事になるのです。
 私の場合、あらゆる事に挑戦する事を心掛けているのです。どんな事にも挑戦を怠らないのです。何故ならば、現状に満足していないのです。確かに私が実践して、よい結果をもたらす事だけではないと思うのです。私の意見は、時に現状の破壊に通じるように思われる事もあるのです。
 現状を創造的に破壊してしまうのではないかと、考えてしまうスタッフもいるのですが、それは、昨日の事情と明日はまるっきり違ってしまうという発想からなのです。古典派経済学、会計学は、確かに私の運営ですと、金食い虫という結論を出すのですが、それでも明日の為にあらゆるコストを賭けて行くのも私の主張ということになります。