2010年12月23日(八段語録1171)

2010年の総決算(9)

 広島県本部における合宿審査会も無事に終える事ができました。総勢27名の参加者でした。宮城師範が、この一年歩み抜いた最後の結論でありました。私の友であり弟子が、このような成果を上げる事ができたという事は、感慨深いものがあります。そして、最終的には、90名の入門者を募り、新たなる極真会館広島県本部の一ページを飾ったのでした。
 今回は、私は、二日間に渡って、道場生のご両親に対するセミナーを開きました。極真会館がどのようなものなのかを懇切丁寧に説明させていただきました。さらに、何故極真空手が必要なのかを、事細かく話させていただきました。更に、残った時間で質疑応答をし、自分達の息子娘の成長を願うご両親の疑問に答える時間を持ちました。とても参考になったと喜んでもらいました。
 広島県において、一年間の努力を持って、新しい幕開けがなされ、清々しい気持ちで帰路つこうとしているところです。極真伝統が、また一つ花を咲かせたとう事実を目の前にしたのです。これからの発展が考える事ができない方向へ向かっていくと感じるのです。今までの極真会館の好ましくない伝統に終止符を打ち、新たなる伝統の確立する時代へと突入するのだという確信を持つのです。
 特に広島県本部は、宮城県本部と一心同体の姉妹関係でもあり、この二つの地域が、全体、全般、全権、全能の一体化を図っていくことになると確信するのです。この合宿が二つの地域合体の終結完成であり、発展の原動力となるのです。ある意味での同じ政令指定都市であり、大きな収穫を目指せるところなのです。広島県本部は、手塚グループの大いなる働き手になって、活動の第一線で走る勇将になると確信した次第です。
 宮城県本部も、今や軌道に乗りつつあります。極真本来の活動が評価され、教育問題を解決するエキスパートの認知度を得ているのです。それにしても、今年一年を振り返って、広島県本部の宮城師範の命がけの基盤形成の努力は、誰にも負けないほどの成果として現れてきました。歴史に残るスピーディな戦線として勝利したのです。宮城県本部の今まで培ってきたマニュアルを忠実に再現したのです。今回の合宿審査会で見事に体現し成果として表しました。
 この広島県本部の勝利圏を、今後、他の県本部に相続継承してもらい、更なる発展を繰り広げていきたいと思うのです。今年の収穫の一つにこのような吉報を得たことは、会長はじめ、多くの責任者に希望を持たせるに違いないと感じております。