2010年12月20日(八段語録1168)

2010年の総決算(6)

 今年は、全般は、一人で朝の四時起床でチラシの配布を徹底して配り続けました。6月からは、渡辺先生と共に、チラシ配布を続けたのです。毎年同じことをと思うのですが、この修行が、自分の人生を奮い立たせる起爆剤になっているようです。自分の中での転換点なのです。自分の惰性を除去し、朝日と共に昼夜を一致させ、理想の自分へ向けての大事な出発の時としたわけなのです。
 この修行は、私の心の中での大革命の転換という位置付けなのです。ここを押さえず、投げやりになると、一日が始まらないのです。もう既に10年の歳月、この修行を続けているのです。誰も追いつけなかったし、続かなかったのです。宮城県本部では、私一人が打ち立てた金字塔ということになります。
 10年の歳月で、実体としての極真会館宮城県本部が、揺るぎない不動の位置として、手塚グループの中心に位置する事が出来る強固な基盤であると確信しているのです。もちろん、あらゆる努力を執行部全体が行ってきました。それも、極真空手という伝統の原点を建て続けてきた起源となる内容であることは間違いない事なのです。あくまでも世界の極真のモデルとしての伝統を建てようとするのが私達の願いなのです。
 したがって、極真会館宮城県本部の道場生は、代表師範と共に、謙虚な姿勢で従順に力強く歩み続けなければならないでしょう。全力投球をすることによって、目指す世界に影響を与える極真会館として生死の決断を迫らなければならないのです。
 どうしてこのような力強い言葉になるのかというならば、それだけ、朝のチラシの配布の修行の威力は大きいのです。それだけ、激しい自己との闘いの結果完遂出来た事なのです。もちろん、これからも修行は続きます。やれる限り現役であるという事を宣言してしまうのです。朝の修行は、夢を決して捨ててはならないと自分自身に言い聞かせるようなものです。必ずや大きな夢が現実に実現するとするならば、これ程の感激はないのです。 修練の賜物として、これからの新しい道を開拓する事ができるとしたならば幸いであると思いながらいるのです。