2010年12月18日(八段語録1166)
2010年の総決算(4)
今年も様々な事件が相次ぎました。ニュースでもそろそろ特集が組まれる時期に入ってきています。私達の手塚グループでも大きな変動がありました。本気になって支えようとする支部と、ただ手塚グループを活用するだけのグループに分かれたのです。本気になって会長を支えて行こうとするグループが残りました。余りにも当然なことかもしれません。
私達のグループのあり方を考えさせられた一年でもありました。私達のグループの歩みが、全体の為に尽くして行こうとする利他主義であり、家族主義が根底にあり、根本は、クリスチャンの会長ですから、博愛主義なのです。その意味では、しっかりとした理念で、固く結ばれた団体であるという事が出来るのです。
この社会を生き抜くために、傷つき倒れる以前に、極真空手道を通じて、しっかりとした精神武装で身を固める事が出来るという事は幸いなことです。空手道での心の武具を身につける事が、どれ程価値あった事かと振り返る時が来ると思うのです。代表師範の場合、この極真空手と青春時代に出会っていなかったならば、今の人生は保障されてなかったと肝に銘じるのです。
極真空手道をこの時代に宣布して下さった大山総裁には、限りなく感謝の念が湧いてくるのです。何故なら、今の時代は、特に深刻です。そこで、極真空手に触れる事が出来たのですから、奇跡的な事と思えるし、生きる道を示してくれた原点であると感じるのです。
私達が、極真空手に誇りを持ち、社会に受け入れられている現実を考えると、称賛される時を迎えているのです。私達が極真空手の伝統と精神を尊重し、それを世間に広め、自らの心の中に定立するとするならば、地域社会の吸引力として、力を発揮する時代に突入しているのです。
私達は、極真の誇りを胸に抱き、この極真精神の旗の下、理想家族を目指した人生を歩むきっかけになるのです。極真会館は万国を相手にしているのです。その意味では、私達から世界に光り輝かせることが出来る理念を、持っていると言って過言でないのです。このような道を歩める幸いを感謝しながら総括にしているのです。