2010年12月10日(八段語録1158)

これからの極真会館の運営
運営と人事の効率

 極真会館の運営も、定着してきているのです。運営資金の配分と人材を具体的に菅野師範によって具体化されている組織になっています。この二つの資源が、今まで頑張ってきて、業績を挙げているのです。貧弱な10年前の組織とは大違いなのです。そして、報告を受けながら、資金と人材の投入を慎重に行っているのです。
 毎月の運営に関しては、収益、回収、キャッシュフロー、人材の現在の状況と、あらゆる観点から見なければならないのですが、報告を受けながら、あらゆる情報が数字から挙がってきます。更に、人材の適材適所を重視しながら、教育の流れが滞るっていないか等も検討の対象になるのです。
 今の運営は、今まで私が行っていた人材教育という観点だけではなく、異なるレンズを持ち合わせた観点からの検討が始まっているのです。そして、検討を絶えず重ねながら、前年比等、比較検討しながら評価しているのです。
 その上で、チャンスとリスクの関係から最も有利な選択を決定するようにしているのです。もちろん、戦略の結果は当初の期待にフィードバックさせるのが、私の検討事項ということになるのです。富谷町成田における展望、もう一つの太白区富沢からの変更になるのですが、泉区の上谷刈の常設道場の、これからの展開と期待は、情報を活かしながら的確に展開すべき事なのです。
 更に、人材の活用、指導員としての配置は、資金の投入よりも難しい事になるのです。道場の新たなる拡大よりも難しい選択と言って過言でないのです。綿密に人材登用を図っていかなければならない事になります。そして、ここでも、結果を当初の期待にフィードバックさせなければならないのです。
 そのような事を、飛行機のエコノミーの狭い座席の中で、考えながら、未来の体制をしっかり確立すべき事であろうと頭の中を彷徨いながら、日本に到着する事を思い浮かべているのです。
 今回の海外遠征は、私にとっては、自分を深く省みるということに繋がりました。然りとした自己の確立が願われるし、軸のブレナイ運営をしていきたいものだと痛感させられるのです。今回は、自己トレーニングの時間を二時間ぐらい費やしました。それだけに、私の空手道の基準が全体に影響するという気持ちを持った遠征でした。