2010年12月4日(八段語録1152)

これからの極真会館の運営
新道場のPRに対する見解

 極真会館と○○エディケーションシステムとのコラボレーションは、全く新しい観点から会員確保につながっていくのではないかと期待を膨らましています。通常のPRは、極真会館を前面に出し、単一道場としての形態を取っていました。今までは、道場の宣伝という事で、私達の指導内容一辺倒の宣伝広告でした。
 しかしながら、今回の共同事業の立ち上げで、PRの内容が複数のサービスを盛り込むようになったのです。もちろんテーマは子供たちの未来に対する教育という事で一致しているのですが、事業内容が複数という事なのです。新設道場なる事業所は、事務所も含めて100坪の建て坪の広さですし、十二分に有効活用する意味では、大きな戦力になるのです。
 私達のこれからのPRは、当然極真会館や○○エディケーションシステムの美点や貢献を説いていくのですが、直面する青少年健全育成の社会問題にメスを入れて、どのようにサポートすべきかの提案を地域社会の人々に理解を得ることに重点を置かなければならない事であると感じています。
 これから立ち上げて行こうとする事業内容は、指導者や道場生、一般市民、地域社会に対してインパクトを与えるものであると考えております。地域社会でも新事業に対しては、意識あるいは無意識の中で、何らかの反応を示すに違いないのです。私達の事業内容の成果は、この地域社会がどのような反応を示すかによって影響を受けていく事は間違いない事なのです。
 合同事業を行う私達は、あくまでも地域社会に生きていくのです。事業内容の成果は、これからの事業内容だけでなく、地域社会の反応の理解の程度によって大きく左右されるのです。かくして、このコラボレーションが勝利するかどうかは、私達がどのようにPRして、マネジメントをしっかりさせながら、地域社会の反応とその原因をしっかり認識しながら進めていくという事になるのです。
 第一に、具体的な内容に入るならば、パンフレットの活用であります。今まで二種類を使用していました。一つは、三つ折りのパンフレットであり、もう一方は、A4判のチラシです。この二種類のパンフレットをどのようにする事から始まります。その企画を○○女史にお願いして構成を練って頂こうと思っております。その企画の叩き台をベースに、しっかり地域に根ざしたものをつくっていく事が第一の仕事になるのではないかということになるのです。 
 第二に、泉区八乙女の環状線沿線にある道場にどのような看板を掲げていくかということになるのです。建物は、沿線上ですが、少し奥まって駐車場が20台近く止める事ができるスペースなのです。その場所には、駐車場には大きな看板が二つ設置されていますし、沿線上には、蛍光灯の入った看板と、片面ですが、かなり大きな看板が設置されています。
更には、建物壁面にも看板をかける事ができるという事で、場所の存在表現は、有効に使えるという事になります。これも全面的に活用する事を前提に○○女史に看板の設計画を十分に行ってもらうようにするのです。
 第三に、室内の課題ですが、立上なので最初は経費節減という意味合いに重点を置きます。限りあるスペースを有効に生かすという事で、幼児教育には、ジョイントマットを宮城県本部から貸し出すことになりました。それだけではなく、道場の体裁を考えると、サンドバックの吊降ろし場所、木札をかける場所など、しっかりした道場を醸し出す事ができる環境にしていく事が願われるのです。その意味では、最小限度の設備費と備品も必要になってくると考えています。その意味では、道場占有という観点からして確かなものにしたいのです。
  第四に、この道場施設には、固定した従業員が二人いるという事なのです。この件に関しては、○○社長が責任を持って配置し、これからの事業に関して責任をもってくれるのです。いつでも訪問してくれる道場生に対しても対応する事ができるであろうし、新規の訪問者に対しても、きめ細かく対応ができるのではないかと考えております。そのスペースに関しても、二階の応接間が十分に活用する事ができるのであり、快くその使用の仕方に関しては、委ねてくれるという事なのです。
  この四点を総合して考えても、準備を整えつつある新設道場であると感じております。誰もが成し遂げる事ができなかった事を、あらゆる人の介在で、このような環境を形成して下さった事は、人間的な努力というよりは、何か見えない糸が引きつけてくれているようなきがするのです。
  その意味でも、今回の合同事業を正しく世間に公表する事ができるPRを目指すべきであり、努力の報われる成果を挙げていきたいと心から感じるのです。いよいよ始まる,三者合同の共同運営への挑戦は、早くも火ぶたを切っているかのように思えるのです。