2010年11月25日(八段語録1143)

これからの極真会館の運営
指導者の指導内容は全体の貢献によって位置づけられます

指導者の活動の位置づけをどのようにするかという事は、すべてどのように貢献しているのかという貢献度で測定する事になるのです。今回の審査会では、確かに色帯のメンバーの成長は目立ちましたが、新しいメンバーの受験数は、少なかったのでした。教育ラインはしっかりしてきているという印象ですが、多くの青少年を教育し成長させるという極真会館の方向性には不足を感じた次第です。
上記の内容は、一つの事例ですが、それ以上に極真会館の活動をしっかりサポートする貢献が求められるのです。その貢献の種類は何個かに分類出来るのです。第一に、スタッフを中心とする成果を挙げる活動をしなければならないということになるのです。極真会館の青少年健全育成活動を、直接あるいは間接に関わらず測定可能な成果を生む活動が求められるのです。
第二に、指導者やスタッフばかりではなく、道場生が積極的に協調・同調して指導者をサポートする事を心掛けるべきなのです。この支援活動が、相対圏を形成し、大きな発展を遂げるのです。この支援活動がなければ、教室は、愛情あふれる道場には程遠くなります。指導者を積極的に支え、自らは奉仕の精神で成長し、喜んで仕えることによって活用される人材育成をしていきたいものです。
第三に、管理の活動であります。組織全体の成果とは間接的であるにも関わらず、大切かつ重要なポジションになるのです。しっかり活動の状況の成果を数字で管理し、的確に情報を流すという事は、さらに大切になるのです。
第四に、トップの活動であります。トップの活動が最終的に、どのような発展を遂げるかという重要な内容になってきます。私自身どの位高い意識で貢献すべきか、日々自分に言い聞かせていくということになるのです。それにしても、極真会館を生きた生命体として発展させるためにも、私達の能力の全てを出し合って貢献すべきであると感じるのです。