2010年11月20日(八段語録1135)

これからの極真会館の運営

 今日は、冬合宿の第一日です。スタッフも入れて二百名のメンバーが参加する修練会ということになるのです。今回は菅野師範を中心とした執行部が取り組んだのでした。もう既に北山運営部長は、今まで熟練された経験からテキパキと道場生の整理をスムーズに行っているのです。限りなく緊張を隠せないのは、小橋川指導員でした。全体の仕切りを任されていて、気持ちも休まらない時間を過ごしているようでした。
 今回の運営状況を見て、トップと現場がそれぞれの機能を発揮する、原則が貫かれているという実感をするのです。すなわち、分権制の採用をスムーズに行っているのです。各指導者が、合宿審査会におけるいくつかの責任分担で、自立的な局面を担当して、責任をもって運営していく内容になっているのです。
 最終的には、全体のスタッフ構成を見て感じる事は、全体が同一の使命、同一の運命、同一の意思決定にあるのです。中枢の菅野師範が、この合宿審査会の運営のあらゆる決定、
人材の配置、スタッフの選抜と訓練を意識した組織体系になっているのです。
 ところで、今回は、この流れを外部の人に見学してもらうことになったのです。四人の新しく運営に加わる人達が、合宿審査会の動きしっかり観察して、感動して帰って行きました。これから一緒に極真会館に携ろうとする人達なのです。今のスタッフは、師範を中心に独自に専念しているのです。それぞれのスタッフが、能力を発揮して独自に仕事を推し進めているのです。それぞれが自立的なのです。一人一人の指導員が独自の指導力を発揮しているのです。そして、全体を統括する師範と強調して、今回の課題に取り組んでいるのです。
 従って、これからの極真会館の発展は、指導者が成長して、手塚会長が信頼して任せていくという発想からの分権制を採用しながら、トップと現場がそれぞれの機能を発揮していて方向性を更に確認して行ける合宿審査会の第一日目でした。