2010年11月5日(八段語録1120)

これからの極真会館の運営
未来の為の準備は好不況にかかわらず取り組むべし

 今の社会環境では、冒険していく事が難しい状況に陥っているのです。ほとんどの運営体が現状維持のままに、流されているといって過言ではないのです。さらに、現実に追われて、今の予算の中で精いっぱい運営しているというのが現状なのです。
 好況の時期には一律に増やして大きく設備投資もするのですが、不況期には一律に減らして、組織の縮小を図っていくのです。現状はそのように組織は展開しがちですが、しかし、それでは、未来を手にする事ができないのです。私は、チェンジ・リーダにならなければならないという使命を感じてしまうのです。
 当然、その一つが、現在の運営形態を維持していく事なのです。この運営は菅野師範に相当委ねているところであります。当然発展させるために必死であります。その観点からどのように発展させるかを、血のにじむ努力の中で編み出していくのです。そして、あらゆる無駄を削って、必要最小限度の経費で最大の効果を生み出す努力を日々推し進めていくのです。新しい道場の開拓がおこなわれているのです。
 富谷町の成田に新しく道場を展開しようとするのであり、仙台市太白区の富沢に道場を出そうとするのです。地味ではありますが、それが最大の効果をもたらす事は、今までの経験で実証してきたのです。
 だからと言って、それだけでは、未来が明るいかというとそうでもないのです。代表という立場は、未来を投影しようとするのです。そして、私の場合手塚グループの会長補佐として、全国に良きモデルを提示していかなければならないのです。大きな発展を手塚グループは早急にしていかなければならないのです。
 そのような意味では、私はチェンジ・リーダーとして役割を果たさなければならないのです。この取り組みは、新しい方向が最大限の効果をあげたうえでの方策を検討するのであり、必要な規模を確立していくために考えぬくのです。
 この未来の為の運営は、組織の存亡にかかわる非常事態を除き、厳しい現状や好不況にかかわらず、一定の闘いをしなければならないのです。