2010年11月2日(八段語録1117)

これからの極真会館の運営
情報を国民に公開する

 国家の情報システムが今問題になっているのです。尖閣諸島の巡視艇と中国漁船の衝突から随分時間が経過しているにもかかわらず、一部の国会議員にしか視聴する事ができない今、政府は国民をないがしろに政治が行っているということを痛切に感じてしまうのです。
 情報は、国家の損得で推移させるべきではなく、事実に基づいて、正しい環境に置かなければ何ら意味のない事なのです。中国の怒りは、理解できるものではないのです。まず、どのような状況であったのかをお互いの国が認識すべきであり、政治的外交努力はその後の事であろうと思うのです。
 当然、尖閣列島で何があったのかを正しく国際世論に訴えるべきであり、この状況を正しく分析して、政府は意思決定すべきであろうと思うのです。尖閣列島での衝突事件が、どのようなものなのか、私達国民は知るべきであり、その後に中国との誠意を持った互恵関係を構築すべきであろうと思うのです。
 国民は、事実を知らないのです。一部の国会議員が、しってどのようになるというのです。国民は無能ではないのです。尖閣列島の衝突事件がどのような内容なのかを、国民はしっかり認識して、新たなる中国との互恵関係を築いていくべきではないかという事を思うのは私ばかりでしょうか。
 衝突事件の事実は、両国の関係を悪化させるのではなく、例え、どのようなものであろうと、正しい認識の上に、これからの両国間の信頼関係さらに構築すべきであろうと考えるのです。その意味では、情報の非公開は災厄を招きこそすれ、正しい関係を構築するベースとはならないのです。その事を政府も我々国民も認識して取り組むべきではないかと思うのです。
 両国間の戦略的互恵関係は、事実を公開したうえで、正しい正義の認識に立った上で両国民が納得する絆を築くべきであると改めて考えてしまうのです。政治体系の違いで、お互いが反目しあっては、正しい情報を原点に、対等な外交関係を築く事ができないのではないか思うのです。