本部長通信111 2008年3月5日
親と道場生
道場に父母が一緒にいることは、素晴らしいことです。父母と一緒に修練できる環境にあるならば、子供たちにとって修練のパートナーを得ているということなのです。道場でそばに見てくれるということは、親子がどのように空手で成長していくかお互い思索し相談するようになるのです。
子供たちは自動車に見立てることができます。しっかり成長し続けるためには、子供たちの成長が急であればあるほど、まめに手入れをしてあげなければならないのです。エンジンオイルやミッションオイルなど定期点検が必要なように、子供たちの状態も点検するのです。故障してしまってはなにもならないのです。
道場生は、親から継続的に燃料を必要とします。そうしなければ、成長が留まってしまいます。子供たちは、定期的な点検によって機械のトラブルを早く見つけてあげることができるのです。子供たちを信じるだけでなく、どこに向かっているかを親子が確認して、機械の異状によって願うところに到達できなくならないようにするのです。
父母によっては忙しいことが多いと思います。普段の稽古に一緒に出られなくとも、大会や審査会あるいは、合宿における修練を共に参加してみてください。この道場は親子で成長できる道場です。子育ての悩みや葛藤は師範に相談するのもよいと思います。一応、子育ての先輩です。
師範稽古 移動蹴り40分 長町教室 本部選手会