2010年10月13日(八段語録1097)

これからの極真会館の運営
自ら実践して、自ら確かめるべき

会長の方針に従えるかどうかは、実際にやって見た宮城県本部が良き刺激になるのではないかと思うのです。各県本部が今までこのようにやって来たから、変えることが出来ないという古い考えでは、手塚グループについて来る事は出来ないのです。まず、会長の方針に合わせて、それから自らの道場のあり方を考えるべきであろうと思うのです。
私の場合、会長を支えながら道場の拡大が出来ると確信したのです。それは、新規の流れ、教育の流れ、そして指導者育成の流れが、10年の歳月をかけながら推し進めて来たことをもって実証し、必ず出来ると感じたからなのです。自分の道場で、終着駅として現場に願うならば、その師範の信用度合いで崩れやすくもなるのです。
しかし、もう一段階引き上げて、自分のところで止めるのではなく、会長までに届かせるとするならば、手塚グループの会長の世界から出発するので、信頼度と影響力は高まると言うことになるのです。今、宮城県本部そっくりの闘いを秋田で春日本部長が展開しました。100名前後の道場として地域に影響を与えています。もう既に、秋田市では大影響を与えているのです。福岡県本部にしても、今までの基盤をはるかに凌駕し緑健児の道場と張り合う勢いです。
さらに、広島県本部でも同じ闘いを始めているのです。もう既に60名を超えているのです。この発展の勢いの原点は、同じ流れの中からの強調姿勢から生まれることは間違いなのです。どの道場でも、宮城県本部が会長を支え続けて発展したのだから、我県本部で出来ないはずはないという確固たる信念が生まれるのです。
何故ならば、極真会館のモデルとしての地位を宮城県本部は確立しているのであり、会長の意思決定は宮城県本部を通じてフィードバックして、正さを確立しているのです。確かに、決定を行うのは、会長であります。人は間違いを起こすのも当然です。さらに、いつも最善の決定を行う訳ではないのです。最善の決定といえども、間違っている可能性は高いのです。大きな成果を挙げる決定さえ、やがては陳腐化するものです。しかし、現実はここまで手塚グループが大きくなっているのではないかという事実なのです。
世界に目を向けても、アラン師範が大きな組織を築き上げたのです。それを私達は目の当たりに見せられているのです。このような実証パターンがある限り、未来が広がらないはずはないのです。フィードバックされた会長の方針をアラン師範が、そして、宮城県本部をモデルとした直轄道場が実践しているです。
今までの会長の指示は、かつての所属していた団体では実を結ばない運命にあったのでした。しかし、一人、会長は世界に出かけ、自らを実証し、絶えず見てきたのでした。何故ならば、見る事が唯一信頼できるフィードバックである事を知っているのです。それ故、これから手塚グループが発展する事は間違い無いのです。