2010年10月12日(八段語録1096)

これからの極真会館の運営
意志決定は全ての人を巻き込むことによって始めて実行可能となる

夕食のミーティングで、あらゆる話が盛り上がりました。カザンの道場生であり、サポーターである実業家との会食の中で、師範ボリスが4月に日本に来ることも決定しました。もちろん、サポーターの実業家とエレナとも一緒なのです。
この時、日本の仙台では全国の黒帯とそれに伴う指導者が集まってアラン師範のセミナーを行う事となっているのです。このスケジュールをしっかり企画しながら、推し進めていかなければならないという自覚をさせられました。
もちろん、最後までヨーロッパの師範をもてなして、手塚グループの本来の家族を如何に演出していくかが私達の責任と言う事になるのです。アランセミナーをどのように推し進めていくかを具体的に話し合わなければならないのですが、北海道や仙台で実行するのと、千葉で行うのと、福井さらに福岡で行うことになれば、日本のある程度の場所を見ることができるし、良き刺激にもなるのではないかと思うのです。
さて、今後手塚グループの意志決定がなされなければならないのですが、そのような意図があると言うことだけではいけないのです。そもそもの初めから、手塚グループの意思決定としてスタートしなければならないのです。この点は普通の企業が合併を推し進めていることと何ら変わりがないのです。
その意味では、会長から打ち出される意思決定に最初からスタッフ全員を巻き込まなければならないのです。会長の意志決定に関わりあいを持つ者は、自らの道場への影響を明らかにすることを求められるのです。まして、意思決定に対して、ある意味では賛否を求められるものではないのです。
しかし、会長は各道場の考えを知ることが出来るのです。その上で、しっかりした意思決定を最終的に下すのです。それは、参加型経営のスタイルではないのです。会長が最近よく言っているのは、「独断で決める」と言うのです。しかし、各県の責任者は意思決定の意味を知り、自らの立場を心得て、備えていくようになるのです。
会長は、別に意思決定を売り込む必要はないのです。それは、既に本部直轄の責任者の承知の上だからなのです。その意味では、満足な実行を期待するにもキャッチボールのように、絶えずギブアンドテイクが円滑に動じ静じる関係になっていかなければならないのです。