2010年10月7日(八段語録1091)

これからの極真会館の運営
現在直面している問題をクリアする

手塚グループの一本化を世界と同時に図ろうとする会長の意図に従うならば、日本における様々な是正が必要になって来るのです。そして、その意思決定のプロセスをしっかりと踏まなければならないのです。現在直面している問題は、直轄とそれ以外の道場との融合なのです。問題を完全に把握して事を進めていかなければならないことになるのです。
手塚グループの体制とシステムの一体化を図らなければならないのですが、ステップが必ず必要になるのです。そのことで摩擦も起きるのですが、それも覚悟で進めていく会長の覚悟なのです。しかも、確実に必要なプロセスを踏むことによって意思決定のリスクを大幅に軽減することが出来たならば、成功の確率は大きくなるのです。
会長の方針は、ある程度時がきたならば意思決定を図るというのです。その時はいつになるかということが重要なのです。会長の方針は一貫として変わらないのです。そのことをはっきり打ち出す機会がいつなのかを計っているのです。
そこで、会長は、本当の問題点をあげているのです。これからの世界を舞台とした手塚グループとして発展していくためには、全体が一致した闘いをしなければならないという事なのです。何度も書くのですが、会員登録をしてからの昇級であり、昇段なのです。前提が会員登録ということでなければならないのです。このことが、今回アラン師範を中心に会議した結論でした。
このことをベースに課題を正しく定義していくのです。一つの組織にならなければ、そして、全体の概要が正しくつかめなければ、意味のないことだと結論付けているのです。問題は、正しい一本化による組織運営ということになるのです。
そこで、現場の責任者に、これから会長は啓蒙して行こうとしているのです。どのようにしたならば何が受け入れやすく、さらにこの方針に正しさを増し加える事が出来るかという事なのです。もちろん、本部直轄以外の道場に関しては、やがて妥協が必要になって来るという事になるのですが、会長にも私達にも覚悟が必要であるというのです。
そして、実行の手配をしっかり済ませて、決定しようとしているのです。会長と話していくうちに色々と気付かされて来ます。その事の実行は、若き惰性と慣習の無い責任との融合であるべきであると結論付けたのでした。
師範の場合も、次の一手をどのようにするべきなのかを考えてしまうのです。内部的改革と外との協調ということに関してなのです。今までの極真会館の歩みは、あくまでも劇画の世界や映画の世界でした。あるいは、全日本のような特殊なトーナメントで有名になったのです。しかし、今からは、地域とのしっかりしたパイプが必要であろうと、さらに考えさせられるのです。それが本来の活動であると確信するのです。