2010年10月6日(八段語録1090)

これからの極真会館の運営
意思決定においてあらゆる可能性を見出すことが必要

当然に、北朝鮮のような一党独裁になるのではないので、あらゆる意見を検討をすべきことは大切なことなのです。色々な考えの人を意思決定のプロセスに置くことも必要になって来るのです。当然に、会長も意図して意見の不一致をもたらす場合があるのです。
ある意味では、誰が正しいのかではなく、何が正しいかを冷静に考えなければならないのです。
会長と私は、ある意味で対立する意見を衝突させます。異なる視点が 対話を生み出し、いくつかの判断からの選択肢が生まれて来るのです。会長の意思決定はあらゆる人から意見を吸い上げ、詳しく検討しているようなのです。
今回も、かなり熟慮を繰り返し、手塚グループが確かな方向性を見出すために、同じシステムで進んでいくことを結論付けているのです。一月から熟慮に熟慮を重ねた結果の方針を徹底させようとしているのです。
今回は、千葉県の総本部で方針を打ち出し、北海道本部・福島県本部長、福井県本部長を始めとして会議を開き、宮城県本部、そして、秋田県、11月には福岡で広島県本部長と福岡県本部長をに徹底して行こうという方針なのです。
方針の一つは、「一番」ブランドであるアラン師範の「空手着」並びに「付属品」の購入の一括ということです。「一番」ブランドを立ち上げて軌道に乗せるために、各県本部長が協力し合うということなのです。そのために、岡部氏のルートを使うことや、金ケ谷氏のカンパニーを使う件など検討を重ねたいというのです。あらゆる販売網を網羅しどのように展開すべきかを模索するのです。
第二の方針は、資金の問題です。会員証、審査料、昇段料と、しっかりしたシステムを構築して、あらゆる不慮の事例に備えていくということなのです。これに対しても、細かい意見を聞きながら検討するのです。当然に細かい異論が出ると思うのですが、理解を深め時間をかけて検討すべきことなのです。
これからのシステムの方針は、会員登録が無ければ昇級も昇段もないということをアラン師範の方針で打ち出し、世界はそのように決定したのです。そのことで、日本も会長としては、この基準を踏襲するということなのです。
従って、私達は手塚グループを作る上で組織の囚人になるのではなく、必ず誰かが何かを求めている訳ですから、代案もしっかりあげることが出来なければならないとも考えるのです。そして最後に、会長とこれからの手塚グループの為に、どのようにしなければならないかを創造力を深めてお互いに意見を出し合うことが必要になって来るのです。