2010年10月5日(八段語録1089)

これからの極真会館の運営
期間を決めての意思決定をしよう

意思決定とは、行動を約束することであります。会長の意思決定は、誰かがいずれ知らなければならないのですが、如何なる行動をするのか、誰が行動するのか、そして行動を取る人間が行動を取る能力と力があるのかが問題になるのです。
いずれにしても、起こるべきことが起こらなければならないのです。意思決定を行ったことにならないのです。手塚グループがこれからの方向を検討する場合、会長が行おうとすることがなんであるのか、あらゆる検討をすべきなのです。期間の中ですべきことがはっきりするようになるのです。
会長の場合、これからの方向性が、どのようにしたら大きく発展することができ、統一された組織として大きくなることかということなのです。大きく考えなければならないことは、第一に資金力と、第二に影響力をはっきりさせる為の政治力の二点なのです。資金力は、これからのシステムを十分活用して総本部に蓄積しようとするのであり、政治力に関しては、誰かが本当に極真会館の為に心血を注ぐ政治家がいなければならないのです。もし誰もいなければ、内部で立たなければならないのです。そうでなければ発展の礎にならないのです。
ところで、今回具体的に最初の会長の意思決定は、これからの新しく組織に加わる人の募集です。ホームページで、かつて総本部に時代に一緒に歩んだきた人たちの掘り起こしなのです。会長の指導のもと、システムとして、今年は広島県のメンバーが県本部長に就任したのです。三月から道場を開き、今は50人を超える勢いで伸びているのです。その後に続くメンバーの発掘であり、責任者の募集を募るのです。
次に、会長の意思決定は、来年の4月後半にアラン師範を呼んで審査会と合宿を兼ねたセミナーを開催するということなのです。人数の確保の為に昇段審査と昇級審査を重ねて、合宿での審査をするということなのです。ここに、本部直轄道場のメンバーのが 終結して、大きな発展を遂げるべく、出発式に向かうということになるのです。
この二つの内容が意思決定として会長から示された内容なのです。これは、当然、ほとんど全て、行動する役目のものは意思決定を行った者ではないということなのです。従って、誰かの仕事として期限を決めない限り、会長の意思決定も無しに等しくなるのです。「よき会長の意図があった」ということだけで終わるのです。
その意味では、会長の意思決定を誰に知らせなければならないのか、如何なる行動が必要なのか、行動を取る役目の人たちが行動をとる為にどのようにすべきかを検討をしなければならないのです。
さらに、二つのミッションを実践していくために、その行動を取るべき見合った能力を持ち合わせた人間がしなければならないのです。今までの行動や習慣を変えなければならない事も重要な要因になるのです。