2010年9月21日(本部長通信1075)

これからの極真会館の運営
成功のポジションは必ず成功する

 不思議に、何度か事故を起こした事故歴を見ると、どのような優秀なドライバーであっても事故に合うようです。また、職場のポジジョンでも、優秀と言われる人物が、この職位に就いたという事で、失敗してしまうという事があるのです。その場合は、思い切って車を解体することであり、職場でのポジションである場合は、なくすべきであろうと思うのです。
 師範の場合、十年に渡り、宮城県本部を引っ張ってきました。勢いがあったのです。破竹の勢いの進軍を進めてきました。一人から始まり、今まで闘い戦ったポジションなのです。このポジションを継承していく人は、必ず勝てるはずだという信念があるのです。
 宮城県本部には、優秀な人が、次から次と勝利していく伝統が出来始めているのです。今回の昇段審査における二十人組み手や三十人組み手においても、果敢に取り組んでいました。救急車に運ばれても、大変な事に遭遇しながらも、これからの人達は、あらゆる試練にチャレンジに乗り越えていくのであろうと思うのです。
 確かに、全日本クラスの強い黒帯との組み手ですから、必死な闘いをしたのでした。顔面蒼白で、今にも逃げだしそうな顔をしていましたが、それでも、生死も顧みず前面に闘ったのでした。それは、財産であり、今後の人生の糧になる事なのです。
 決して、失敗の連続ではなく、この昇段試験の組み手の相手という場所から、大きく飛躍していくに違いないと確信するのです。何故ならば、師範が十年近く闘ってきて、生まれてきた道場生だからなのです。優秀な人達が連続して勝利していくパターンが出来始めたのです。
 それがゆえに、この伝統に則ってこれからの極真会館の歩みをするならば、栄光は自ずと近づいてくるのです。そのような思いを実感しながら、今回の昇段審査を振り返っているのです。