2010年9月20日(本部長通信1074)

これからの極真会館の運営
人事においては中身で勝負

 今回、10月から菅野先生が師範として、宮城県本部を運営していく人事を行いました。昇段審査会で五段の段位を審査されたことになるのです。極真会館では五段で師範という事になります。それゆえに、宮城県本部の師範は、大友師範と菅野師範という事になり、私は、代表師範という事になるのです。人事は賭けてあります。しかし、今まで宮城県本部の立上からの流れの中での、最良の強みに合せた合理的な賭けという事になるのです。
 この人事は、優れている人事だと確信すると同時に、宮城県本部の最大の強みを生かすことになるのです。出来る事を中心に据えて、移動を行い昇進している事になるのです。そして、そのもとで、人事配置と人間関係を構築するという段階に入ってきているのです。
 この、決断の内容の重要な事は、欠点をどのようにするかではなく、指導者の能力を最大限に発揮させることであります。当然これからの道は、波乱万丈であろうし、能力を持つものは、最大の欠点も抱えているのです。いわゆる、山あるところに谷があるという事なのです。そもそも、極真会館宮城県本部の運営についてどのような結論を下すかなのです。 
 この人事は無難にこなすことではなく、宮城県本部の運営に、世界に極真会館に対して、抜きん出た能力を表現することであるのです。もちろん一人の能力で抜きんでる分野は一つや二つであろうけれども、その能力を最大限に発揮できる時と環境が備えられているのです。今持っている良くできるはずの抜きん出る能力を実際に行動に移すとう事なのです。
 弱みが出る領域のひとつは、真剣さの欠如であろうと考えるのです。真剣さそのものは、それ自体何ももたらすものではないのですが、しかし、その真剣さがなければ他のあらゆるものが、台無しになってしまうのです。この人事で最大限に師範が懸念する事は、真剣さの欠如であり、これが今回の心配する絶対の基準なのです。