2010年9月13日(本部長通信1067)

これからの極真会館の運営
やりたくない仕事をする人は堕落する

 人それどれの個性の持ち味は様々であると感じるのです。ある人は読んで学び、ある人は聞いて学びます。結構話す事が
上手な人は聞き手になる事が少ないし、また聞き手の人が上手な人は名無し手になる事が少ないような気がします。その人
の個性は、様々であると実感させられます。
 人のタイプは様々で、一匹狼で歩める人と、人と一緒に働いたほうが良いと感じる人と様々なのです。人と一緒に働く人
で、部下として働きたいという人もいれば、同僚として働きたい人もいれば、上司として働きたい人もいるのです。その意
味では、これもまた人様々なのです。
 次に、考えるのですが、しっかりとした組織で働きたい人もいれば、一人で切り盛りしたい人もいるのです。さらに仕事
に何かプレッシャーを感じていたほうが良い人と、無くてのんびり仕事に携わりたい人もいるのです。
 今日は仕事に携わりたいパターンを検討しているのですが、そこで、師範として考える事は、自らにとって働く形態は違
っていても、価値あるものは、何であるのかを考えなければならないという事なのです。価値あるものに取り組んでいる事
と、自分の能力がその内容を追及できるかなのです。もし、価値観と能力が一致しないとするならば、少なくとも相反する
内容になっていないかを検討すべきなのです。
 師範は、考えてしまいます。色々と自分なりに検討した結果、優先すべきは、能力よりも、価値観であると思うのです。
価値観に反する仕事であるならば、いくら能力があったとしても、それは人を堕落させることであり、その人の能力も台無
しにしてしまう事になるのです。自分が情熱をかけて歩める内容にいかに到達して実践していく事が、出来るかがこれから
の課題であると思うのです。