2010年9月11日(本部長通信1065)

これからの極真会館の運営
極真会館の最大の貢献とは何か

 何に貢献すべきか知るために、どのようにすべきか検討しなければならないのですが、私達の団体が世の中との違いをも
たらす成果をどこに生み出せるか、いかにして生み出せるかを考えなければならないと思うのです。
 検討する事は、たくさんあるのですが、目指すべき成果は、どの団体でも出来ない事を目指さなければならない事を検討
念頭に置くべきでしょう。そして、私達が日々の活動に満足することなく、背伸びしてでも成し遂げて行く覚悟と決意が必
要なのです。もちろん、可能でなければならないのです。
 不可能な事を目指し、あり得ない事を前提とする事は、余りにも無謀であると言わざるを得ないのです。単に無茶であり
、創造的発展と呼ぶには値しない事なのです。私達は、あくまでも、他の空手と違いを持った、私達にしか指導出来ないも
のを持っているのです。
 そこで、自らの貢献は何であるべきかとの問いに答えを出すには、三つの要因を考えてみようと思ったのです。第一に、
当然何が求められているかであります。第二に、自らの得意とする分野での役割なのです。極真空手という強みを遺憾なく
発揮して貢献をしなければならないでしょう。第三に、社会に対して、特別な役割を持って登場している団体であり、どこ
でも成し遂げる事が出来ない内容として評価されるべきなのです。
 この三点から、これから行うべき事、始めるべき事を吟味しながら、アクションプランを明らかにする必要があるのです

 師範が行ってきた事は、人生を統括してみて、世の中に違いを表現して、成果をいかに表現するかを実践してきたという
事になるのです。極真空手は、そのような意味で成果を挙げてきたのであり、私達はその内容を継承してきたのです。師範
の立場で、極真空手道が世に問うた事は計り知れなく大きいと感じております。今は、さらに、この強みを最大限に生かし
て、期限を決めて目標にチャレンジするのみなのです。