本部長通信106 2008年2月29日
精神修養(2)
稽古は、いつも楽しく気分が良いことばかりではなく、はっきり言って激しいものです。
極真空手は、その典型であると言って過言でありません。私は、道場で甘い言葉で酔わせたいとは思いません。もし、道場で遊びにきて、甘い環境でよかったなどと聞いたら、私の心は大変です。
もし、道場で甘い気分の良さを感じるのでしたら、永遠なものではなく、あっという間に消えてしまう泡のようなものです。道場では、自分の気持ちに対して、正直に現実的に取り組まなければなりません。
師範が悟りを得ているとか、完成された内容を持っているとか思いません。私が空手道を知る人間であるとは思わないのです。どちらかといえば、最大限良い環境を提供してあげることができる立場、あるいはよき助け人であると思うのです。
みんなの代りに毎日稽古をして、適切な歩みはできませんが、稽古や精神修養の方法を助言することはできると思うのです。
師範稽古 長町教室 新田教室 膝蹴り40分