2010年8月30日(本部長通信1053)

これからの極真会館の運営
東北大会を師範はどう見るのか

 この東北大会は、万全を尽くして備えたのです。それこそ、去年この大会で責任を持って歩んだスタッフが心臓病で倒れ
てしまうくらいに準備に準備を重ねたのでした。幸い去年カテーテルを心臓に入れて、事なきを得たのでした。そのメンバ
ーが再び今年の大会の準備に臨んだのでした。
 それでも、大会を進行していけば、予期せぬ事が起こるのです。無視できないことが、何軒かはありました。一番大きか
った事は、冷房が入っていると思っていたのですが、全然冷却されないのです。今年の夏は、真夏日が続き過ぎるほど異常
な気候となっていました。そこでの、会場の状況はというならば、蒸し風呂なのです。設備の不備なのか、それとも操作が
悪かったのか分かりませんが、真剣に歩んだ選手達が熱中病にかからなかった事が、感謝に堪えない事なのです。
 ところで、私達の道場の報告システムが、予期せぬ事を無視しない体質なのです。チェックシステムが進んでいるのです
。師範には報告が無くても、現場は検討を重ねて積み上げて行っているのです。そしてこの問題を正す人がいるのです。
 ある意味で細かいのです。私のアルバイト先の支配人であったスタッフは、予期せぬ事を利用する達人なのです。そのよ
うなシステムを開発しているかのようです。師範代を中心に会議が持たれるであろうと思うのですが、うまくいったことだ
けではなく、予期せぬ事の内容を徹底的に潰していくのです。そしてその予期せぬ事の意味を検討するのです。もちろん、
単に予期せぬ事そのものにすぎなかったという事がほとんどなのですが、しかし、大きな意味のあるのがあるかも知れない
という勢いで会議をするのです。
 この姿勢は、世界的リーダーとして成長する前触れであると師範は感じているのです。その一つ一つを潰していくことに
よって、素晴らしい効果が現れることもあるのです。成功の追及だけでなく、予期せぬ自体からの成功の追及が今後重要で
ある事を考えながらペンを置きます。