2010年8月29日(本部長通信1052)

これからの極真会館の運営
今日は東北大会 素晴らしい大会は、大会を楽しんでいるように見える

 今回の大会は、初めてから第六回を数えるようになってきたのです。大会には重みがあります。その重みの為に問題志向
となり、問題解決だけの為に追われるようになってしまう場合があるのです。ある成功例の大会があるとしましょう。それ
を模倣して、そのような大会以上になろうとするのです。
 しかし、今回の大会の様子を見るにつけ、成功例を模倣している姿は無いのです。私達の大会は、イベント屋ではないの
です。あくまでも、私達の大会運営は、今までの新規開拓から教育の全ての総合した結実として開かれているのです。つま
り、大会の成功の展開は、勝利的機会志向の体質を作りだすのです。この大会によって、スタッフも道場生も父兄もあらゆ
る恩恵を受けるのです。大きな成長を促すといって過言でないのです。
 大会によって益々道場も伸びるのです。当然学問的表現ではないのですが、大会の開催自体が、全員楽しんでいるように
見えるのです。スタッフも選手も父兄も全て楽しんでいるようなのです。大会の一場面に全員が参加するのです。それも、
充実した参加なのです。
 師範は、どのような組織をクライアントしているかと聞かれる事があります。私達の大会を模様してみれば、三分もしな
いうちに全員が楽しんでいるかどうか、誰の目からも伝わってくるのです。師範は、強制して、上から押さえつけるような
大会は、決して行わないと思うのです。大会を楽しんでいない組織の運営であるならば、もうとっくの昔に店じまいしてい
るのです。
 結論として今回の大会は、誰もが大会が好きで、かつ楽観的であり、それだけ大会の空気は明るいのです。当然、大会運
営は、どこの大会よりも緻密に検討されているのです。大会勝利の為に日夜心を使って歩んだスタッフの顔が浮かんでくる
のです。そのスタッフ達は、心から極真会館を愛しているし、道場生一人一人を胸に抱いているのです。これからの極真会
館宮城県本部に幸あれと願うばかりです。