2010年8月21日(本部長通信1044)

これからの極真会館の運営
難航不落の関所を陥落させよう

 確かに、私たちの携っている極真空手の分野は、考えてみれば、特殊な分野ということになります。武道を職業の一環に
しているということは、今の日本でも考えららない事なのです。誰もがすぐに立ち上げて始めるということではないのです
。こういう分野での仕事を始めること自体不思議な因縁で携わった事になるのです。
 小さいころに柔道に出会って、武道を嗜み、その延長上に極真空手があったわけなのです。広いビジネスモデルの中で、
自分が求めてきた道の集約を自分の仕事に出来たということは、奇跡的なのかもしれないのです。そして、不思議な事に、
極真の先輩達は、しっかりとした職業にしていたのです。
 道場の立ち上げは、10年前に遡ります。人生の集約をし、さらに、仕事をこの分野での勝負に出たということは、恵ま
れている事だと思うのです。それも、気がついてみれば、個人として始めた仕事が、世界を股に駆けているのですから、不
思議にも思えてならないのです。
 その意味では、武道という小さなニッチ(隙間)での世界的な独占戦略ということになるのです。つまり、この分野は競
争相手が一般的に見て、入って来る余地がないのです。世界中の市場を一挙に押えて、独占しているということにもなるの
です。
 難攻不落の城を落した気分を味わうことは、人生で最高なのです。人にはそれぞれの夢があります。しかし、その夢を実
現することは決してやさしい事ではないのです。それを極真会館に求めた事は、私としては正解でした。今の私には、未来
という素晴らしい世界が広がっているのです。誰にも邪魔されずに悠々とブルーオーシャンを駆け回るのです。これからの
世界がいかに素晴らしいものなのか考えれば考えるほど興奮してしまうのです。