2010年8月18日(本部長通信1041)
これからの極真会館の運営
創造的模倣をして改善すべし
もう既に、十数年も前に師範は、組織拡大のヒントを得るために、スイミングクラブでの学習を三年半に渡って学び続け
た事があるのです。それまでの極真会館は、地上最強を一番の柱にしていましたので、組織基盤拡大という発想は少なかっ
たのでした。その意味では、二番手戦略ということで、徹底してスイミングクラブの戦略を学びました。
驚いたことに、一つのプールで収容人数が2千人を超えるのです。一つの道場で2千人を超えているかと自問する時に、
プールの運営は魅力的に感じたものでした。スイミングクラブの戦略は、極真会館宮城県本部にとって、開発した内容を改
善して取り入れることでした。完全に師範は模倣でした。それでも空手界にとっては、道場生のニーズと要求を検討すると
、より応えるという事を検討するのですから、創造的であるという事なのです。
極真会館宮城県本部が、リーダーの地位を確保して、空手界に新風を巻き起こすとするならば、道場生のあらゆる願いに
こたえるという創造的な取り組みに成功することになるのです。要するに、スイミングクラブで培ってきた会員管理とスケ
ジュールそして、指導内容を学ぶという仕事に取り掛かったのでした。道場生が短期間で望み、満足し、投入しても喜び得
る全てを模倣したのでした。
師範が3年半の間、学んだことはあくまでも一部であり、消化しきれないものが多分にあったのでしたが、奇跡的にも、
スイミングスクールの支配人が20年のキャリアを提示して、加わるようになったのでした。これで、準備万端なわけです
。
方向性としては、かつて1970年時代IBMがパソコン市場を独占していた時代を眼中に置いているのです。その期間は
10年間に及んだのでした。この10年に及ぶ独占は、アップルの模倣でした。アップルの欠けているものが何であるかを
検討し、分析し、顧客が必要とするソフトを搭載したパソコンを世に送り出したのでした。この観点のように社会的リーダ
ーとしての方向性をこのような工夫によって確立する事が出来るのではないかと疑わないのです。