2010年8月8日(本部長通信1031)
広島県大会について思うこと
技術志向科学の考えが壁のない研究機関を作り、人類への多大なる貢献をしました。しかし、多くの科学者からは論議の的とされています。ただ、全世界的な問題に対する科学的アプローチは絶対に必要で、エイズやテロリズムに対する研究をこのような研究機関で実施することは重要なのです。
これは、今まで壁のない研究所を人類は生み出したという事なのです。小児麻痺と戦うために、膨大な数の科学者が25年間にわたって動員されたり、NASAのアポロ計画等もこの事によって成就したのです。
ところで、私達が歩む極真会館手塚グループの道も、組織に携わる全ての人の研究計画が必要になるという事です。何か気がついた事、何か良い方向性というものを検討することが必要なのです。わずかな事でも情報として吸い上げ、それをフィードバックするシステムの中で可能性を見出すことができるのです。組織発展は、まさに、技術力なのです。確かなシステムの中で、スムーズに完成すべきか内容をを確立すべきでしょう。
今日、広島県大会が行われました。大会の完成度を高めていく必要があるし、細かな部分での精査も必要でしょう。たえず反省をしながらより精度を高めていくとも願われるはずなのです。何ら反省もなく過ぎていくならば発展はあり得ないのです。検討して、批判をかさねることは、誰もが嫌がります。しかし、発展には必要なのです。
これから、組織を発展させようとすると、一つは、すべてを自分の県本部だけで行うことが困難になっているのです。大会一つをとって見てもあらゆる内容が従来以上に専門化し、自ら賄うことが不可能になってきました。もうひとつは、携帯電話の普及で、コミュニケーションコストが安くなり、提携しやすくなっているのです。現在県大会の分野以外の実行も今後はどんどん広がり、あらゆる分野で県本部どうしとの提携が複雑に絡みあう様になって来るのだと思うのです。