2010年8月6日(本部長通信1029)

これからの極真会館の運営(5)
責任者は何をすべきか


極真会館で責任者としては、いつも限界があるということを認識すべきであると思うのです。さらに、責任者は、あらゆる環境が待ち構えている中で、しっかりとした動機と目的を持って、その達成を試みる事が必要であろうと思うのです。私の場合、何事も一人で取り組むという事は、ほとんど不可能に近いと自分に言い聞かせているのです。
そのような意味では、宮城県本部の全体的動きを、一人で把握することなどできるかというならば、間違いなく、能力的にも限界があると感じているのです。能力的にも限界を考慮において、推し進めて行ってこそ、可能であると思えるのです。このような能力の限界を担手との協力体制で克服する事ができるのです。
すなわち、それが、目的達成にあたっての制約要因を克服する事ができると見るのです。この協力関係を活用するのが、宮城県本部の最大の特徴とみるべきなのです。そして、この組織の中で、1)互いに意思疎通を 図る複数の人間が存在し2)スタッフからの貢献行為を確保し3)共通の目的の為に努力を要する事なのです。
こうして一緒に励まし合う仲間として、お互いが満足することができ、多くの創造的内容を駆使して互いに分かち合う事ができるとするならば、そこに宮城県本部が継続していく鍵が隠されていのです。