2010年7月29日(本部長通信1019)

ヨーロッパからのメッセージ(9)


これからの方針は、「スタッフとしての黒帯を生かす」を目指したいのです。今回のキャンプでも、海外の黒帯は責任を
自覚しているのです。やはり、道場にとって必要な黒帯であり続けることを目指すべきだということなのです。
黒帯には役割があるのです。道場に特有な使命を果たすべきなのです。
すなわち、黒帯は、道場の目的の為に存在するということを忘れてはならないのです。自己中心ではどうしようも無いの
です。そして、黒帯は、一人一人が、人間として,生計を立て、社会的地位を確立し、コミュニティとの絆を手にし、道場
を生かす事ができなければならないのです。
さらに、黒帯は、自らが社会に影響を与え、社会問題の解決に対しても貢献しなければならないのです。私たちの強みを
どの様に生かすかがこれからの課題なのです。
手塚会長は、これまで空手道に対する膨大な歴史と知識、情熱を道場の指導に生かせないでいたのです。だから、情熱に
欠けていた事もあり、消極的で、覇気がなく、生き生きしていなかった面があったのです。
ところが、アラン師範や私達が存在する事によって、自らの知識や情熱を世界の極真会館に連結しはじめたのでした。そ
うする事によって熱心に、何事にも、積極的に取り組み、情熱的な日々を送っているのです。

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