2010年7月28日(本部長通信1016)

ヨーロッパからのメッセージ(6)


この10年近く、手塚会長と一緒に歩んで感じることは,会長の良さだけが目に付くようになって来ているのです。そし
て、私は会長の強みだけを見つめようと努力しはじめたのでした。そうしなければ,この組織の発展はあり得ないと考えた
からなのです。

そうした中で、会長の発展的に理想に向かって行く考え方や、強情さに裏にある素直さ、向上心など見つかってくるので
す。そこで、どの様にしたら,この組織で最大限に生かすことができるか、また、組織の発展に結ぶつけることができるか
、考えはじめたのです。

その答えは実に簡単でした。私自身と結びつけて行くことだと結論を得たのでした。会長に私の能力をぶつけることにし
たのです。会長の極真空手の歴史の内容は実に膨大なのです。また、空手道に関して強い情熱を持ち続けているのでした。

それを、アウトプットできる先が、実に私であると感じたのでした。会長の知識と情熱を、このグループの発展に結びつ
けることなのです。師範の性格は、主体的に見えるのですが、かなり相対としての働きをするのです。さらに、吸収力があ
り、理解力も兼ね備えているのです。ちょっと自己賛美ではと思いますが、書いておきましょう。

手塚会長の膨大な知識や情熱も面白い様に吸収してしまうのです。つまり、手塚会長の良き通訳者になったのでした。会
長と通じ合うことで、グループの実績に結びつけることができるという確信する様になったのです。

それで、取り組んで来たのが、組織の立て直しでした。会長と一緒に新しい方式を考えはじめたのです。道場生達が、動
きやすい様な企画を練り実践したのでした。それは、道場に多くの魅力を築き始めたのでした。
それも、簡単なことなのです。会長がいつも出入りすることができる組織を築くということでした。今までの手塚グルー
プは会長という存在があっても、現場の中に入る事ができず、会長の理想が実現かできないという欠点を持っていたのです

さらに会長の主張する道場生を視点とする価値観から出発させようとしたのでした。トップダウン方式ではなく、一緒に
同じ釜戸の飯を食べる道場にしたいのです。道場の目的を道場生の欲求の満足に定義する様にしたのでした。道場の存続を
道場生への貢献に置こうとしたのでした。

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