2010年7月18日(本部長通信1006)

道場の発展


今日は限りなく暑いです。新規開拓のあゆみを4時半から7時まで額に汗したのでした。これは、修業の何ものでもないのです。これで、千人体制が確立するとしたらそれに越したことはないが、そんなに生易しいことでは余りにも当然なのです。今日は、少し、私たちの千人体制とは何かを少し、掘り下げて考えてみました。なぜなら、私たちの千人体制こそ、重要な「問い」に違いないのです。
優しい「問い」ではないのです。ましてや、答えがわかり切っている「問い」でもないのです。しかし、この「問い」に対する答えによって、宮城県本部の動向が決定されてくるのです。もう少し考えてみて、私達の競争相手は一体誰なんだということを「問い」かけてしまうのです。決して、他の空手道場ではないと思えるのです。
それでは、どこだろうかと考えると、幼稚園や学校教育の現場の教育者との競争であると考えた方が良いような気がします。このような教育現場の人たちより、子供達を心身ともに成長させる点で、ご父兄の信頼を得る戦いであると感じているのです。ご父兄が願うのは、空手道ということよりも、我が息子・娘をしっかり教育してくれるかどうかということなのだろうと思うのです。
そうすると、宮城県本部の道場生をどの様に対象者としてリストアップして行くかということであります。ひつとは、マーケティングであり、もう一つは、イノベーションと言うべきか、教育内容の発展はであり、開発なのだと思うのです。 マーケティングでは道場生からスタートさせます。すなわち、現実的な欲求から出発させなければならないのだと考えさせられます。
我々が指導したいのは何かではなく、道場生は何を願っているのかということであり、ご父兄は何を望んでいるかであるということを 考えるべきだと思うのです。
そういう意味では、道場生が必要とし、求め続けているものを、与えることができる道場でありたいと考えてしまうのです。つまり、満足を与えることではないかということなのです。