2010年7月15日(本部長通信1002)

社会的リーダー


最近痛切に感じることは、社会に極真会館会館として、進出していかなければならないと感じるのです。道場の運営は、地域に根ざした方向を目指さなければならないのです。そうでなければ、自己満足で終結してしまうのです。
師範は、高い年齢に至ってしまいました。それゆえ、地域に対しては、兄として、あるいは、親として対処すべき領域に到達していると言って過言でないのです。師範が、かくも青春を投げ打って歩んだ極真の道も、宮城県本部として、弟子たちを集め、空手を指導し、語り続けたのでしたが、その理由は何の為だったのかと自問自答するのです。
結論はすぐに出るのです。地域社会に対して貢献する為であるという事なのです。今日も宮城野中学校で社会を明るくする運動の講演会を開いてきました。語られた内容が子供達に通じるとしたら、私達の苦労と必死に人生を歩んだことを背景として主張が通じたということなのです。
師範が持っている理想への鍵とは一体なんでしょうか。それは、極真会館宮城県本部そのものなのです。この道場を本拠地として、地域社会という環境を確保していくことなのです。地域を理想郷へと指導できない限り、何ともならないのです。
さらに又、極真会館会館宮城県本部を分析してみれば、 師範と師範代が一致した土台のうえに運営はされているのです。言い換えれば、二人の関係が一つになった環境の上に、はじめて、指導的権限が現れて来るのです。