本部長通信72  2008年1月26日

オランダへの出発

 いよいよ、ヨーロッパ選手権大会へ出発です。今回は、手塚会長、安齋副会長、今井審判部長 私森事務局長と4人です。私は、今日6時に起床、その後家族でミーティングをもちました。国際空手道連盟極真会館手塚グループのヨーロッパ大会の意義を少し話しました。これからのグループ極真会館の世界的活動の事始めの行事であることの宣言をし、家族の了解を得ると同時に、手伝ってもらうことを妻と子供たちに頼みました。

 今回のヨーロッパ行きは、重要な行事と思い、妻の千順さんに仙台駅まで送ってもらいました。送ってもらう理由は、家から乗るはずの仙石線の列車に遅れたということを口実にしました。実際は新たな出発の門出を妻と共に歩みたいという気持ちゆえでした。新幹線仙台発7時8分やまびこに乗り込み、いよいよ門出であるという高なる気持ちでした。

 途中、郡山で安齋副会長と出会い、これからのこのグループの方向性に対して、いろいろ話す有意義な時間を過ごしました。成田空港11時着、チェックインを済ませて、軽く食事をし、お互いが話し合いながら、屈託のない意見を思いのまま語るのです。信頼しあう関係に心が浮き浮きと楽しくなっていました。

 出発時に思うのは、このグループの責任者は、互いに尊重しあう仲間であるという実感です。会長をはじめ、お互いがお互いを思いやる雰囲気が漂うのです。責任者である前に、お互いが極真会館を背負って立つ素晴らしい仲間であると思うのです。確かに先輩後輩の関係、あるいは段の各位はありますが、喜びをともに分かち合える、人間関係であると思えるのです。