本部長通信70  2008年1月24日

我が長男の歩み(3)

 小学四年生には長男は、仙台道場で週二回の練習をこなすようになっていました。長男は空手よりも、当たり前ですが、練習が終わった後の健康ランドでのゲームとかお風呂を楽しみにしていました。ワゴン車に八人ぐらい道場生で近所の子供たちと一緒に夕食も食べながら通いました。私は大学院の院生でしたので、この時期は子供たちとの時間を思いっきり謳歌しました。

 この時期は、私は、長男の小学校の授業参観並びに先生との懇談は欠かすことなく出席していました。学校教育の在り方としての性教育に対してものすごい反発を覚えて担任の教師に食ってかかったことがありました。長男の自我の目覚めもこのときであったのです。

 子供たちは長男を中心として、よく遊びました。それから三年半が過ぎて、支部長として独立して支部の運営をするに至りました。長男が中学一年のときでした。この頃から、本人が空手に目覚めていくことになります。中学三年間は卓球と空手で忙しかったのでした。高校に入ってからは、空手に対しての自覚が生まれて、小学生の面倒をよく見るようになっていました。

 そして高校卒業後、一年間は空手の指導者として、十の教室を指導して、成長著しい姿を親に見せてくれるのです。今年の4月からは、柔道整復師を目指し、専門学校仙台医療接骨院に入学するのです。両親としてかけがえのない長男、私はこれからわが子の成長を見届ける責任と生きがいをより感じられるのです。