本部長通信64  2008年1月18日

教室指導の「味」を感じましょう

いよいよ、2008年が始まったという実感がします。多くの道場生に感謝される指導 はどういうものか自分なりに検討してみました。随分空手人生が長く続きました。こ れほど自分が極真空手と縁をもって人生を過ごすとは夢にも思わなかったのです。そ れを踏まえながらこの道場でいい「味」を出したいと最近は思うのです。  この宮城県本部を数年間熟成した清酒のように、味わい深いものにしたいと思うの です。師範の道場運営が味わい深い清酒のようにするには、過去の自分の歩みが麹と なり動機とならなければと思うのです。人の心は麹のようなものです。みんなが溶け て発酵しておいしい清酒のようになるのだと思います。  師範も指導者も道場生と一緒に、極真空手のいい伝統をもって活用していくのがい いのです。空手を学ぶのも、私たちの生活態度が良くなることを願うのです。そうな れば、その雰囲気が良くなるのです。稽古が終ってからの爽快感は神秘鏡に入るよう ですがすがしいものです。今日も未知への体験へ出発です。